シリコン製品の補修や、シリコンと異材を接着させることを目的とした1液性のシリコン接着剤です。
硬化後はシリコンの特性を持ち合わせており、耐熱200度で食品衛生法にも適合しており、
食品ラインで使用される多くのシリコン製品の補修や、シリコン製品と樹脂やガラス、繊維に
非常に良い接着力を持ちます。
作業時は揮発成分として酢酸が発生するため、
ゴーグル、マスク、手袋の着用が必要です。
医療の現場でも使用されているものと同程度の安全性(※1)を持ったシリコン接着剤は、
シリコンを主成分とし、2液を混合させることにより硬化接着が可能です。
市販の接着剤では難しい、揮発成分を含まない、有害物質を発生させないといった問題をクリアしております。
無臭のため、においのために接着剤の取り扱い時に気分が悪くなることも抑えられます。
食品衛生法適合の材料のため、食品にかかわる分野や、肌に触れる作業にも安心してお使いいただけます。
(※1 弊社取り扱いのシリコン接着剤は医療品ではありません)
2液性シリコン接着剤は硬化反応の影響で、下記の場合は硬化阻害をおこす場合があります。
■硬化阻害をおこす母材
・母材の成分に硫黄成分をふくむもの
・ゴム、エラストマー成分をふくむもの
上記の材料を接着する場合は、予備硬化チェックの必要があります。
■作業する場所の気温が著しく低い(10度以下)
基本的に硬化適正温度は23℃以上ですが、
気温が高い場合は硬化が早く進み、低い場合は硬化が緩やかに進みます。
■気温が10度以下の場合は硬化しない可能性があります。